オーロラを見れる時期・国と観光・ツアーに役立つサイトまとめ
みなさん、こんにちは!
みなさんのまわりに「旅行にはあまり興味がないけれどオーロラは見てみたい」という方はいらっしゃいませんか?
オーロラは海外旅行ファンならずとも、一生に一度は見ておきたいですよね。
でも「オーロラを見るためには何時間もかけて移動して、冷凍庫より寒い中でずっと待たなければならず、しかも見れないことのほうが多い」という過酷なイメージから、諦めてしまっているひとも多いのではないでしょうか。
一部はその通りなんですが、
んです。比較的暖かい時期でも見れるんですよ。
そんなオーロラを見れる時期や国についてまとめました。
それではどうぞ!
Contents
オーロラを見れる時期と条件
- 晩秋から冬、早春(9月から3月頃)が最も適した時期
- 暗闇であること(月明かりがなく、街灯りのない郊外が見やすい)
- 空が澄んでいること
- 時間帯としては、真夜中前後2時間くらい
- 一度出現すると、短くて20秒、長ければ数時間続く
国や地域によってオーロラを見れる時期は前後するようですが、秋頃からも見れるのは意外でした。
オーロラ予報:
カナダなら夏でもオーロラが観れる!
カナダでは
のはあまり知られていませんよね。「オーロラは見たいけど寒い時期に旅行はイヤ」という方は、カナダで決まりでしょう(笑)
とはいえそれでも最低気温は0度近くになるので、防寒対策はしっかりとお願いします。
オーロラは寒空の中凍えながら見るもの?
私も以前はオーロラは凍えながら命がけで見るものというイメージがありました(笑)
もちろん冬場は氷点下20度にもなるので寒い思いをする覚悟は必要ですが、暖房が完備されたオーロラ観測用の設備やロッジ、全面ガラス張りのベッドルームもあったりするので、命の危険なしに快適にオーロラ鑑賞を楽しめます。
なんと温泉に浸かりながら、のんびりオーロラ鑑賞ができる国もあるんです!
オーロラを見るならツアー?
パッケージツアー
もっとも手軽な方法は、日本の旅行代理店でオーロラ鑑賞のパッケージツアーに申し込むことです。
安いものだと20万円から、高いものだと70万円以上のツアーがありますので、ご自分にあったものを選んでください。
安心・お手軽に至れり尽くせりの旅行をしたい方はパッケージツアーですね。色々な国やさまざまなプランがあるのが魅力です。
難点は団体行動が基本で自由が効かない点です。
個人手配旅行
旅慣れている方や団体行動をしたくない方は、ネットで現地のオーロラ鑑賞ツアーに申し込み、飛行機やホテルは個人手配をするのがおすすめです。
パッケージツアーでは滞在日程や行き先も限られていたりしますが、個人手配なら「郊外のロッジに連泊して夜はオーロラ鑑賞、昼はベッドでゴロゴロしながら読書」といった自由でワガママなプランを組めるのが魅力。
オーロラ鑑賞ツアーも値段がピンキリですが、1万円を切るものもありますよ。
↓旅行の予約におすすめのサイトを掲載していますので、どうぞ!
オーロラを見れる国と観光ツアーに役立つサイト
北米
カナダ(イエローナイフ)
カナダでのオーロラ鑑賞は「イエローナイフ」と「ホワイトホース」の2ヶ所が定番ですが、特にイエローナイフはオーロラの出現率の高さや質が高いことで有名です。
年間平均約240日、3日間で95%という高確率でオーロラが観測されています。
このときのオーロラはカーテンなんてレベルではなく、夜空から光が降り注ぎ、空一面を覆いつくす様々な色のオーロラを見ることができます。
・・・・・・・・・・・・
前述のとおり8月下旬〜9月下旬にも観測できますが、年間で降水量がいちばん多い時期でもあるので注意。
と言っても降水量は40mm程度で、これは日本の真冬と同程度です。
また夏季はカナダ旅行のハイシーズンのため、冬と比べて旅行費用が高くなりますし、日没が遅いのでオーロラ鑑賞は夜中になってしまうのが、デメリットと言えばデメリットですね。
寒い時期に行くなら降雪・降水量が少ない1〜3月がおすすめです!
イエローナイフまとめ
アラスカ(フェアバンクス)
フェアバンクスはアラスカ第2の都市で、年間平均243日もオーロラを観測できます。
とはいえ観測率はイエローナイフと比べても大きく下がる66%です。運がよければブレイクアップ(オーロラの爆発)も起こるでしょう。
フェアバンクス郊外にはロッジが多いので、そこに宿泊すればオーロラ観測のために移動する必要がありません。
カナダと並んでオーロラのイメージが強いアラスカですが、他に何があるのかいまいちピンと来ない方も多いと思います。
デナリ国立公園は行っておきたいところ。紅葉の時期は広大なツンドラの大地が紅く染まり、はるか先には雪化粧したマッキンリー山という、その絶景に圧倒されます。
デナリ国立公園は「ここは動植物のテリトリーで、人間が訪問者である」というスタンスから野生の動物を見ることができます。
デナリ国立公園へはフェアバンクスからアラスカ鉄道で行けますが、このアラスカ鉄道がまた素晴らしい。
アラスカ鉄道に乗れば森を抜け、川や渓谷を渡り、雄大なアラスカ山脈の景観を楽しむことができます。
フェアバンクスから100kmほど離れたところにあるチナ温泉リゾートも有名な観光地です。ここでは
なんていう贅沢もできるんですよ。チナのリゾートでは温泉だけでなく、ハイキングやフィッシング、犬ぞりなどのアクティビティも楽しめます。
フェアバンクスまとめ
北欧
オーロラといえばカナダやアラスカのイメージが強いですが、北欧でも見ることができます。
せっかく北欧に行くのなら、ほかのヨーロッパ周遊とセットにするのも素敵ですね。
ただし、
北欧はオーロラのためだけに行くというよりは、観光旅行をしつつオーロラが見れたらラッキーくらいの気持ちで楽しんでください。
フィンランド(ラップランド地方)
そしてサンタクロースとムーミンの故郷でもあります。
北欧の人気観光地のほとんどは乗り継ぎが必要になりますが、フィンランドは日本からの直行便があるのでアクセスが用意なのが魅力。
この記事で挙げた国の中ではいちばん安価でアクセスも楽です。
・・・・・・・・・・
北に行くほどオーロラが観測しやすくなるので、じっくり鑑賞したければイバロ、都市の観光も楽しむならロヴァニエミです。
どちらも首都のヘルシンキから飛行機が出ています。
フィンランドでは1年に200日はオーロラが観測されるので、鑑賞できる可能性も高いでしょう。
首都のヘルシンキには北欧雑貨のお店が多いので、ショッピングも楽しめますよ。
フィンランドまとめ
アイスランド(レイキャビーク)
アイスランドは火山島なので温泉があります。世界一の大浴場「ブルーラグーン」は有名ですね。アラスカのチナ温泉と同様、ブルーラグーンでもオーロラ鑑賞ができます。
冬でも地熱や温泉を利用して暖を取っているので室内は暖かいですし、メキシコ湾からの暖流の影響で1年の最低気温がマイナス5度程度と、とても観光しやすいのがポイント。
名前のわりには寒くありません(笑)
北欧はどこも治安がいいのですが、アイスランドはその中でも なんです。(ちなみに日本は6位)
冬限定の「氷の洞窟」ツアーは必見でしょう。田舎のホテルに泊まる2泊3日のツアーで、もちろんオーロラ鑑賞もできちゃいますよ。
夏にも火山のマグマだまりの内部を探検するツアーや、火山ガスなどにより変色した山肌を見れる内陸部ツアーなど、大自然を堪能できるツアーがたくさんあります。
日本でも人気の歌姫「ビョーク」を輩出した音楽の国でもあり、音楽フェスティバルも開催されています。
もどうぞ。画面地図上の緑色が雲の範囲で、白い部分が晴れ間です。画面右側の枠のトップにある「Aurora forecast」の数値が高いほど、オーロラ出現の可能性が高くなります。
観光にはもってこいのアイスランドですが、物価はとても高いのでお覚悟を。
アイスランドまとめ