Hmp5↓スケールと使い方【ギタータブ譜あり】
ギタリストはスケールをコードフォームに紐づけて覚えた方がいいので、代表的なコードフォームとセットで掲載しています。
本記事では使用頻度の高いGHmp5↓(ハーモニックマイナー・パーフェクト5thビロウ)を使用していますが、ギターはそのまま左右にずらせばどのコードにも対応できます。
ギターは譜面を読むのに有利な楽器ではありませんが、コードやスケールを形で覚えてしまえば、すぐに応用が効くのがアドバンテージですね。
スケールを覚える際は、音の並びだけでなくコードトーンや度数(3rd、7thなど)も重要ですので、意識して弾いてみてください。
GHmp5↓スケール:6弦ルート
GHmp5↓スケール:5弦ルート1
GHmp5↓スケール:5弦ルート2
GHmp5↓スケール:4弦ルート
4弦ルートの7thコードは馴染みがない方も多いかもしれませんが、覚えておくと便利です。僕は非常に良く使いますよ。
Hmp5↓スケールの使い方
Hmp5↓スケールはジャズやフージョンでよく使われるスケールで、マイナードミナントで使えます。
ドミナントとは5番目のコード(スケール)のことで、ツーファイブなら「Dm7(♭5)ーG7ーCM7」のG7の部分です。
もしくはDm7(♭5)からGHmp5↓一発で弾いてもOKです。
Dm7(♭5)はドリアンを使うのが一般的ですが、ツーファイブではDm7(♭5)をG7にリハーモナイズできるのでGHmp5↓が使えるという訳です。
個人的にドミナントにはオルタードを使う方が好みです。
Ⅲ7やⅥ7でも合いますね。キーCなら、E7とA7です。
Hmp5↓は単体で引くと「なんか微妙」な響きですが、マイナーツーファイブ上で弾くと自然な響きになる印象です。不思議ですね。
Hmp5↓スケールの構成
Hmp5↓は、完全5度下のハーモニックマイナースケールという意味です。
つまり、Cハーモニックマイナー=GHmp5↓となります。