レザークラフト:入門編 キットのブックカバーをつくる
今日はブックカバーキットに挑戦します。
レザークラフトは一から作ろうと思うと、いろいろな種類や厚さの革から適したものを選び、寸法をとって裁断しないといけませんが、キットだとそれらをやってくれているので、入門には非常にいいものだと思います。
他にも財布やカバンなど、いろいろなキットがありますよ。
ブックカバーキット製作に使ったもの
- トコノール
- プレススリッカー
- コンパス
- 菱目打ち(4本・2本)
- 目打ち
- 木槌
- ゴム板
- 両面テープ(2mm幅ほどの細いもの)
- 縫い針(2本)
- 革用スムース糸
- ハサミ(カッターでもOK)
- ライター
床面を磨く
まずは床面(裏側)にトコノールを塗ります。
半乾きになったらプレススリッカーで磨く磨く。
磨くこと数分。腕が疲れてきた、、、。
ムラも気になりますなぁ。
トコノールは一気に全体に塗らないほうがいいのかな。
1時間ほど置いたもの。
多少ムラは残るものの、トコノールも乾いて滑らかな触り心地に。
穴をあける
コンパスで穴あけのガイドラインを引いていく。幅は3mmです。
私は裏面にガイドラインを入れてしまいましたが、表面にライン入れるのが基本です。
コーナーも慎重に。
キットを仮組みして、穴をあける。
菱目打ちを木槌で叩いて、あけるあける。
ふー、けっこう疲れますね〜。
重なった革の穴が上下でズレないようにするのは、コツや経験が必要そうです。
だいぶ雑にあけてしまったので、職人さんが見たら卒倒するかも。
二枚の革を重ねて菱目打ちする場合は両面テープで固定します。
私はそれに気づかずにテープを使わず、無駄にハードルを上げて余計な穴をいくつも空けてしまいました。
糸を縫い付ける
側面を磨く
そうそう、最後に側面も磨かないとね。
側面はプレススリッカーの凹面を使うと磨きやすいです。
本とペンをつけて完成