おいしい醤油を探せ!醤油の比較・評価
では、職人醤油から取り寄せた醤油を使って、比較、評価をしたいと思う。
一般的に、醤油の評価は「色・香り・味」の三項目が主な要素となる。
しかしわたしには、手元にある醤油の色はほとんど同じに見えるし、さほど重要な項目ではないので、評価項目から削除した。
文字で醤油の味を、完全にお伝えするのは難しいと判断し、塩辛さ・旨味・甘み・後味・香りの五項目のグラフを用意した。
なお、香りに関しては、「甘めであるほど弱」「爽やかであるほど強」の方向に表現する。
「醤油きき味皿」なんてものがあるが、わたしは持っていないので、おちょこを使う。
今回の比較では、わたしたちが一般的に使っている、濃口醤油から三品と、ひとつだけ甘口醤油(写真右端)をチョイス。
味の基準には、全国どこでも手に入る我らのスタンダード、「キッコーマン 特選丸大豆しょうゆ」を選んだ。
各醤油の製造元のリンクも貼っているので、興味があれば覗いていただきたい。
そうそう、和らぎ水も用意しないとね!
それでは始めます!
特選丸大豆しょうゆ
言わずと知れた、キッコーマンの超定番。
うたい文句のとおり、バランスのとれた醤油だと感じた。
国産有機醤油 (兵庫県)
「安心でおいしい、本物の醤油を作りつくりたい。との思いからつくられた」
高いグレードでの、バランスのよさを感じる。
赤身の刺身などにも負けない、しっかりとし味だ。足立醸造
百寿(秋田県)
「頑固一徹。古来の伝統製法を頑なに守り続けてつくる、昔ながらの醤油」
飲み口の塩辛さが控えめで、柔らかい醤油に感じた。石孫本店
新桶初搾り(香川県)
「百年先を見据えて桶作りも手がける」
今回飲んだ中で、いちばんまろやかな醤油。
ホームページからは、蔵主の醤油への愛情を感じる。ヤマロク醤油
番外編
カネナしょうゆ(宮崎県)
卵かけご飯などに推奨される九州ならではの甘口醤油だ。
さて、甘口とは言っても、どのくらい甘いのか。
、、、甘い!
甘口醤油なんて初めて口にしたが、なんだこれは!
これはいかん、ごくごく飲めるぞ!
ううむ、、、濃口醤油とは全然違うんだな〜。長友味噌醤油醸造元
終わりに
醤油ってたくさんあるようだけど、そんなに味が違うの?と思ってはじめたこの企画。
いやぁ、おもしろい。すっかり醤油のファンですよ。
次は甘口醤油の比較をやりたいですね。
そうそう、醤油の飲み過ぎには注意してくださいね。わたしは調子が悪くなりました、、、。(って普通飲まないか)